別の投稿で記述しましたが、うちの長男は不登校です。
中学一年の7月から学校に行けなくなり、1年半以上になりました(2015年2月現在)。
当初は理由も分からず、何とかして行かせようとだけしていました。本人も何故行けないのかよく分からない状態でした(いじめではありません)。
昼夜逆転し、なかなか自分の部屋から出てこない時期もありました。
学校に行けない自分へのいらだちと、私たちへの申し訳なさもあったのでしょう。
実際に部屋から出てこない子どもたちの理由は
- 「親に何か言われる。」
- 「親に顔向けできない。つらそうな親を見ることが出来ない。」
などがあるようです。
親は親で
- 「学校には行かなくてはならない。」
- 「学校に行かないとまともな社会人になれない。」
- 「学歴がないとよい就職に就けない。」
- 「学校くらい我慢しないと大人なったときの世界はそんなに甘くない。」
- 「学校にも行かず、勉強もせず、のほほんとしている顔を見るだけで腹が立つ。」
そんな不安や怒りから力ずくで学校に行かせなきゃと思っているのです。
我が家もそんな感じでした。
しかし、お世話になっている不登校支援やメンタルヘルスのおかげで、不安が改まりました。
そもそも
- 「学校に行かなければならないって、なんで?理由は?」
→ 行かなくても死にはしない^^ - 「学校に行ってなくてもまともな社会人はいる。」
→ いっぱい素敵な人を知っています - 「学歴がなくても就職して生計を立てている人もいる。学歴がよくてもまともじゃない人間もいる。」
→ オイラだって自慢できる学歴ではないしw - 「大人になって我慢しなければいけないときにすればいい。」
→ 子どもの我慢と大人の我慢を同じ尺度で比較するのはおかしい。その時に我慢すればいいだけで、今我慢する必要はない。 - 「学校に行けない本人が苦しんでいるのに、親からまでプレッシャーを与えてはいけない。」
→ 親ぐらい子どもの現状を受け止めてあげようよ。味方になってあげようよ。
そう思うようになって、長男との関わり方が良好になりましたし、ギクシャクしていた家の中が明るく楽しいものになっていきました。
お子さんの不登校に悩み不安がられている方は、子どもを変えようとするのではなく、親御さんご自身が意識を変えてみてはいかがでしょうか?
そんなうちの長男はいま、毎日を幸せそうに暮らしています。
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