前回「夫や妻は元々赤の他人だから価値観が違っていて当然」ということを投稿しました。
その際に紹介したメンタルヘルス協会の衛藤信之先生の詩以上に、私がメンタルの講座の中で最も心に響いた詩があります。
もともと私は自分の子ども(あるいは妻)に対して
- 子どもは子どもらしく生きなければならない
- しっかり勉強してまともな学校・職業に就いて欲しい
- 立派な人間になるために道を外してはならない
- 多少の理不尽なことぐらい我慢しなければならない
- 今、我慢や辛抱を知らないと将来も我慢できない大人になってしまう
- 大人の言うことを聞かなければまともな人間にはなれない
- 大人は子どもの鏡でなければならない
などなど、いろんな、「するべきである」や「してはならない」を考え実践していたのでした。
自分の子どもの頃のことは棚において。
しかし、それはあくまでも
- 私の希望通りの大人になってほしい
- 私を超える人物になってほしい
という私の親としての希望・願望であり、押しつけであり、子どもの思いや意見はそこにはなかったのです。
その結果が不登校にも繋がったと思っています。
また、先日、私の友人の「私は自分と子どもは別物だと思って育てているよ」という言葉を聞いて、そのように思って子どもと接している人がいるんだと、改めてその友人を尊敬したのでした。
この投稿の最後にそんな私の心に最も響いたカーリー・ギブランの詩を紹介します。
『
あなたの子供はあなたの子供ではない
待ちこがれて生まれてきた 自然そのものの息子であり娘である
あなたを経て来たが あなたから来たものではない
あなたと共にいるが、あなたに属していない
あなたは愛情を与えても 価値観を押し付けてはならない
なぜならば、彼らには彼らの生き方があるからだ
あなたが彼らのように純粋になる努力をしたとしても
彼らをあなたのように仕向けてはならない
なぜなら、生は後戻りしないし、
昨日のままに止まりはしないのだから
』
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