停止ボタンを発動せよ!

前回、

「学校に行けない」は本能的な防御反応
昨日は「学校に行かないという選択」についてブログを書きました↓が、 その前の状況として「学校に行けない」子ども達もたくさんいます。 私もシステムエンジニアをやっていた時に、元請け会社(SIer)のプレッシ...

を投稿しましたが、それでも、

 

「学校に行かなきゃ」

「学校に行きたい」

 

と言うお子さんがいます。

 

でも、その「学校に行きたい」は本当のこと?でしょうか?

 

私たち大人も含め、学校には「行くもの」だと教育されていますから、

「学校には行かなければならない」が、

「学校に行きたい」と

勝手に変換されている可能性があります。

 

ある男子生徒が学校で具合が悪くなることがしばしばありました。

いろいろ病院で検査してもらいましたが原因が分かりません。

本人は、「学校は好きだ」と言っていたため、メンタル的なものではないと大人は思っていました。

しかし、よくよく聴いてみると、先生の生徒への対応や学校の雰囲気に嫌悪感を持っていたんです。

しかもそのことを本人も気づいていなかったんです。

 

行きしぶりをしていても本人が「学校に行きたい」と言ったら、行かせようとするのは親心(?)。

でも結局家を出れなかったり、途中で引き返してきたり。

それでまた親も一喜一憂します。

当の本人も行けなかった事への自己嫌悪や親への罪悪感

中途半端にやっても誰のためにもなりません。

 

だったらいっそのこと徹底的に学校を休むを決め込むことです。

 

学校を休むと決めると、学校に

行く?

行かない?

行けるかな?

また行けないかな?

のココロの葛藤がなくなり、ココロも体もゆっくり休ませることができます。

一日休むにしても、前日から次の日に休むことを決め込んでいたら、登校直前まで葛藤することもなく、前日の夜はゆっくり眠ることができます。

もちろん親も、我が子と葛藤する必要がなく、安心して朝を迎えられます。

 

本当にお子さんのことを考えるのであれば、親がはっきり「行かなくていい」「休め」ってボタンを押してあげましょう。

 

 

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