子どもやパートナーに対して、
- お前は頭が悪い
- この子はダメな人間だ
- お前は生きている価値がない
とか言うのは明らかに言葉による暴力です。
企業や家庭の中でも現在ではパワハラとかモラハラとかいわれる部類で、社会的にも問題になっています。
では、
- この子はコミュニケーション能力がない
- この子は意志が弱い
- この子は自分で考えることができない
とかだとどうでしょう?
私の場合、不登校の親御さんからよく聞く言葉です。
一見、子どもの欠点を親が言っているようですが、それを間近で実の子どもさんが聞いていたらどうでしょう?
当然、
- 僕はコミュニケーション能力がないんだ
- 私は意志が弱い人間なんだ
- 僕は自分の力では生きていけないんだ
と考えるのは当然でしょう。
このブログや不登校ラジオでも何度でも言っている通り、子どもは自分はそういう人間なんだと自分自身に刷り込んでいき、本当に親が言うそのような人間になっていきます。
言葉による暴力・ハラスメントに他なりません。
では、不登校の子に
- このままでは将来不幸になるよ
- 昼夜逆転して生活リズムがおかしくなると元に戻れないよ
- ゲームばかりしていたら中毒になるよ
という言葉はどうでしょう。
正論です。間違ってはいません(実際には間違っているけど)。
そう言われると、正論を言われると、子どもは返す言葉がありません。
親に服することしかできません。
ただただ黙って親の説教を聞くしかありません。
でもね、これも言葉の暴力ですよね。
子どもはそれくらいのこと言われなくても分かっている。
分かってるけどついついやってしまう、分かっているけど今はこれしかない。
ということを分かっているから正論に服することしかできません。
説教されながら自分が惨めになっていくばかりです。
そんな気持ちにさせているのであれば暴力ですよね。
実は私は子どもが不登校になる前から、不登校になった直後もよくやっていました✌️
なにか自分に気に入らないことがあれば、子どもを正座させ、1時間も2時間も正論を子どもに”私が満足するまで”説いてました。
そんな時間は子ども達にとってはさぞかし苦しいだけだったろうね。
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